経費削減2026-10-29

ホームページの月額費用の相場|月額0円・5,000円・9,800円の違い

ホームページの月額費用の相場|月額0円・5,000円・9,800円の違い

「ホームページ制作 月額0円」「月額5,000円から」「月額9,800円で更新し放題」。ホームページのことを調べ始めると、こうした広告が次々に目に入ります。どれも安く見えますが、0円と5,000円と9,800円で何が違うのか、広告だけでは分かりません。

先にお伝えしておくと、2026年10月時点で、月額制のホームページの料金を横断して調べた公的な統計や、調査方法と調査日が示された公開調査は、当スタジオでは見つけられませんでした。目に入る「相場」の多くは、サービスを提供する会社自身による解説です。そこでこの記事では、当スタジオが2026年9月29日に調べた範囲の価格帯を最初に示し、そのうえで月額の中身を分解して比べる方法を整理します。相場の節より後に出てくる金額は、「仮にこの金額なら」という計算例で、実在のサービスの料金ではありません。

月額費用の相場(当スタジオ調べ)

当スタジオが2026年9月29日に調べた範囲では、ホームページの費用は、払い方の型によって次のように分かれました。金額はすべて税込です。

型初期費用毎年かかる費用5年間の総額の目安
月額制の制作サービス0円が中心年4.2万〜12万円(月3,480〜10,063円)約21万〜60万円
格安の買い切り制作2〜5万円年2.4万〜2.6万円の例(月2,000〜2,200円の維持費)約15万円〜
自作ツール0円年1.4万〜1.8万円約7万〜9万円

調査の概要(当スタジオ調べ)

  • 調査日:2026年9月29日
  • 調べたもの:ホームページ制作サービス11サービスの料金です。公式ページで確認したものが7サービス、比較記事に載っていた公表価格によるものが4サービスです
  • 集計の方法:金額はすべて税込です。月額は年額に換算し、初期費用がある場合は加えて比べました。「月額制の制作サービス」「格安の買い切り制作」「自作ツール」の3つの型に分け、それぞれの範囲(最小〜最大)を示しています
  • 前提と限界:サービスごとに含まれる内容(ページ数、サーバー、ドメイン、更新、サポート)は異なります。公表されていない維持費は、仮定を置いて計算した参考値です。価格は改定されることがあり、調査日より後の変更は反映していません

月額制は月3,480〜10,063円

月額制の制作サービスは、初期費用0円が中心で、月額は月3,480〜10,063円の範囲でした。年額にすると4.2万〜12万円、5年使うと約21万〜60万円です。同じ型の中でも、5年の総額には3倍近い開きがあります。

開きが出るのは、月額に含まれる内容がサービスごとに違うからです。調べた範囲では、公開後の更新(文章や写真の書き換え)は、上位のプランや更新代行として提供される形が中心でした。安いプランは作って公開するところまでが中心で、書き換えは別料金、ということがありうるわけです。

広告の「5,000円」「9,800円」「0円」はどこに入るか

広告でよく見る「月額5,000円」や「月額9,800円」は、どちらも月額制の範囲(月3,480〜10,063円)に収まる金額帯です。5,000円前後は範囲の下のほう、9,800円は上のほうにあたります。年額に直すと、5,000円は6万円、9,800円は117,600円です。広告の金額が税抜で書かれていれば、税込に直してから比べてください。

広告の「0円」は、初期費用が0円という意味のことも、月額が0円という意味のこともあります。表で見ると、初期費用0円は月額制の制作サービスの中心的な形で、その分は月々の料金で払っていくことになります。一方、制作会社に月額を払わない買い切りや、初期費用0円の自作ツールでも、調べた範囲では、買い切りで月2,000〜2,200円の維持費がかかる例があり(維持費が別の契約になっているものもあります)、自作ツールでも毎年1.4万〜1.8万円がかかっていました。「0円」と書かれていても、毎年の費用が0円とは限らないということです。

5年で並べると見え方が変わる

5年間の総額の目安で並べると、自作ツールが約7万〜9万円、格安の買い切り制作が約15万円〜、月額制の制作サービスが約21万〜60万円です。初期費用が0円で月々の負担が小さく見える月額制が、5年では最も大きくなりうるということです。

ただし自作ツールは、作る手間と更新の手間がご自身にかかります。月額制の金額には、その手間を任せる分が含まれていることもあります。金額の範囲だけで高い・安いを決めず、次の節からの見方で中身を確かめてください。

月額に含まれうるものは5つ

月額の料金は、ひとつの作業の対価ではありません。多くの場合、性質の違う費用がひとまとめになっています。分けると、次の5つです。

項目中身性質
サーバーサイトのデータを置き、見る人に届ける場所の費用固定費。規模でほぼ決まる
ドメイン「〇〇.com」「〇〇.jp」などの住所の取得・更新費用固定費。年1回の更新が多い
保守(守り)監視、バックアップ、更新作業、トラブル時の対応作業費。範囲は会社ごとに違う
更新(内容の変更)文章・写真・料金・営業時間などの書き換え作業費。回数や時間に上限があることが多い
制作費の分割最初にサイトを作る費用を、月々に割って払う分本来は一度きりの費用

このほか、問い合わせフォーム、予約、独自ドメインのメール、アクセス解析のレポートなどが、月額に入っていたり、オプションとして別料金だったりします。

サーバーとドメインは「場所代」

サーバーとドメインは、サイトが存在し続けるための場所代です。中身がほぼ決まっているので、比べやすい費用でもあります。たとえば .com のドメインは年1,000〜2,000円程度です。.jp など他の種類は、種類や管理会社で料金が変わるので、管理会社の公式ページで確認してください。サーバーの選び方はレンタルサーバーの選び方と乗り換えの判断基準で扱っています。

ここで金額と同じくらい大事なのが、ドメインが誰の名義で登録されているかです。月額の中にドメインが含まれている場合、登録者が制作会社になっていることがあります。ドメインはサイトの住所であり、独自ドメインのメールもこの住所に乗っています。ドメインの更新が止まったときに何が起きるかはSSL・ドメインの更新忘れで実際に起きることで扱っています。

保守と更新は「作業代」

保守と更新は、人が手を動かす費用です。同じ「保守込み」でも、監視とバックアップだけなのか、文章の書き換えまで頼めるのかで、中身はまったく違います。保守という言葉の範囲はホームページ保守は何を頼めるのかで詳しく整理しています。

制作費の分割は「後払い」

月額制で見落とされやすいのが、制作費の分割です。初期費用0円のプランの中には、制作費を月々の料金に含めて回収している形があります。それ自体は不当なことではありませんが、この部分は本来、一度払えば終わる費用です。分割分が月額のどれだけを占めているかが分からないと、高いのか安いのか判断できません。

SSLとメールはどこに入っているか

表に入れなかったものに、SSLとメールがあります。SSLは、サイトのアドレスを「https」で始めるための証明書です。現在は無料の証明書が広く使われていて、サーバーの機能として自動で設定されることも多いため、月額の中で大きな割合を占めることは少ないはずです。もし「SSL費用」として別に請求されている場合は、何に対する費用なのかを聞いてみる価値があります。

独自ドメインのメール(info@〇〇.com のようなアドレス)は、サーバーの契約に付いている場合と、別のメールサービスを契約している場合があります。月額制のサービスを解約するとメールも止まるのか、メールだけは別に残るのか。ここは、使っている方ほど影響の大きいところです。

「月額0円」が成り立つ仕組み

「月額0円」と聞くと、何か裏があるのではと身構える方もいます。実際には、0円が成り立つ仕組みはいくつかの型に分けられ、どれも商売として筋の通ったものです。問題になるのは、どの型なのかを知らずに契約することです。

型1:制作費を最初にまとめて払う

制作会社への月々の支払いは0円で、その代わりに制作費を最初に払う形です。いわゆる買い切りです。この場合も、サーバーやドメインの費用がなくなるわけではありません。お店がサーバー会社やドメインの登録会社と直接契約し、そちらに払うことになります。「制作会社への月額は0円」でも「維持費が0円」とは限らない、という点に注意が必要です。

型2:無料の配信の枠に収まる構成にする

お知らせの更新程度で、アクセス数もそれほど多くないサイトであれば、サーバー費用を0円にできる構成があります。データベースを持たない静的なサイトを、無料の枠がある配信サービスで公開する方法です。仕組みはクラウドフレアとは?無料でできる範囲で解説しています。ただし無料の枠には条件があり、ドメインの費用は別に残ります。

型3:無料のサイト作成ツールを使う

自分でサイトを組み立てる無料のツールにも「月額0円」のプランがあります。無料のプランには、独自ドメインが使えない、ツール側の広告が表示されるといった制限が付いていることがあり、制限を外すには有料プランに移る、という形が見られます。作る手間はお店の側にかかります。

型4:ほかの契約とセットになっている

ほかのサービスの契約や、一定期間の利用を条件に、サイトの月額を0円としている形もありえます。この場合は、セットになっている契約の側の料金と期間を含めて考える必要があります。

どの型でも、確認することは同じです。何が0円で、何は別にかかるのか。その一覧を紙に書き出してもらうことです。0円の項目と別料金の項目が一覧になっていれば、比べることができます。

月額5,000円前後と9,800円前後で、中身はどう違いうるか

Googleの検索窓の候補には、「月額 5000 円 ホームページ」「月額 9800 円 ホームページ」といった語が出てきます(2026年10月に確認)。この価格帯を調べている方がいる、ということです。相場の節で見たとおり、どちらも月額制の範囲に収まる、広告でよく見る金額帯です。ただ、金額の帯で中身が決まるわけではありません。同じ月額でも、中身は次のような型に分かれえます。

型月額に含まれるもの契約前に気にすること
A 場所代中心サーバー、ドメイン、SSL文章の書き換えを頼むと別料金か
B 場所代+守りAに加えて、監視・バックアップ・トラブル対応トラブル時の復旧が含まれるか
C 場所代+守り+更新Bに加えて、月◯回までの書き換え回数・時間の上限と、超えたときの料金
D 上のどれか+制作費の分割初期費用0円で、制作費を月額で回収最低契約期間と、途中でやめたときの扱い

たとえば、仮に月額5,000円のプランが型Aだとすると、払っているのはほぼ場所代です。同じ月額5,000円でも型Dなら、場所代と制作費の分割で月額のほとんどが埋まり、更新を頼む余地は少ないかもしれません。逆に、仮に月額9,800円のプランが型Cで、毎月の書き換えを実際に使っているのなら、作業代として妥当なこともあります。

つまり、5,000円か9,800円かより、AからDのどの型かのほうが、比べる軸としては確かです。広告の見出しに型は書かれていないので、次の点を聞いて判断します。

「更新し放題」のような言葉は、範囲の書き方次第で意味が変わります。文章の差し替えは対象でも、ページの追加やレイアウトの変更は対象外、という区切り方はよくあるものです。

今払っている月額を当てはめてみる

すでに月額制のサービスを使っている場合も、この表に当てはめてみると、払っているものが見えてきます。手順は簡単です。契約書か請求書を出して、月額に含まれると書かれている項目に印を付けていきます。印がサーバーとドメインにしか付かなければ型A、制作費の分割が書かれていれば型Dです。

印を付けてみて、どの項目にも当てはまらない金額が残ることもあります。「管理費」「サポート費」のように中身の分からない名目がそれです。その場合は、何の作業に対する費用なのかを、契約先に聞いてみてください。答えが返ってくれば、それで型が決まります。

総額で比べる(仮定の計算例)

月額の比較で一番大事なのは、何年使うかを決めて、総額で比べることです。ここからは仮定の数字で計算してみます。どれも計算の仕方を示すための例で、実在のサービスの料金ではありません。

月額だけの場合

初期費用0円で、月額だけがかかると仮定した場合の総額です。月額は、相場の節で見た月額制の範囲の前後から、計算しやすい金額を選んでいます。

仮定の月額1年3年5年
月額3,000円36,000円108,000円180,000円
月額5,000円60,000円180,000円300,000円
月額10,000円120,000円360,000円600,000円

月額の差は2,000円や5,000円でも、5年で見ると12万円、30万円の差になります。月々の数字は小さく見えるので、年額と5年の総額に直して見るだけで、印象が変わるはずです。

税抜か税込か

広告の月額は税抜で書かれていることがあります。仮に月額5,000円が税抜なら、消費税10%を足して月5,500円、5年で330,000円です。表示が税抜か税込か、見積もりの段階で揃えて比べてください。

月額のほかにかかるものを足す

広告の月額だけで総額を出すと、実際より少なく見積もってしまいます。ドメイン代が別、フォームなどの機能がオプション、という形があるからです。

仮に、月額5,000円に加えて、ドメイン代が年2,000円、問い合わせフォームのオプションが月500円かかるとします。5年の総額は、月額分が300,000円、ドメイン代が10,000円、オプションが30,000円で、合計340,000円です。月額だけで見た300,000円より、40,000円多くなります。

ひとつひとつは小さな金額でも、5年分を足すと無視できない差になります。月額のほかに毎月・毎年かかるものを、全部書き出してから足すのが、総額の計算のコツです。

買い切りの場合と並べる

比較のために、買い切りの形も仮定で計算します。仮に制作費を20万円、その後のサーバー・ドメイン・保守を合わせて年3万円とすると、総額は次のとおりです。

1年3年5年
仮定:月額5,000円(初期費用0円)60,000円180,000円300,000円
仮定:制作費20万円+年3万円230,000円290,000円350,000円

この仮定では、5年使っても月額制のほうが総額は少なくなります。一方で、仮に制作費が10万円なら、5年の総額は25万円で逆転します。どちらが得かは、金額の組み合わせと使う年数で決まるということです。「月額制は損」「買い切りは得」と一概には言えません。

途中でやめた場合

月額制では、途中でやめた場合の総額も計算しておく必要があります。最低契約期間があり、期間の途中で解約すると残りの期間分を払う契約があるからです。

仮に、月額5,000円・最低契約期間3年の契約で、1年でやめることになり、残り24か月分を一括で払う条件だったとします。この場合、使った1年分の60,000円に加えて、残りの120,000円を払うことになり、合計180,000円です。3年使った場合と同じ金額を、1年で払うことになります。

途中解約の条件は契約によって違い、残り期間分ではなく一定の違約金とする形や、期間の縛りがない形もあります。どの条件なのかを契約前に確かめることが、総額の計算の前提になります。

計算の手順

ここまでの計算を、手順にまとめます。検討しているサービスごとに、同じ手順で数字を出してみてください。

  1. 何年使うつもりかを決める(迷ったら3年と5年の両方で)
  2. 初期費用を書く(0円なら0円と書く)
  3. 月額を税込に揃え、12か月をかけて年額にする
  4. ドメイン代、オプション、別料金の作業など、月額のほかにかかるものを年額で足す
  5. 年額に年数をかけ、初期費用を足して総額を出す
  6. 最低契約期間の途中でやめた場合の金額も、1行足しておく

手順の6まで出しておくと、「長く使えば安いが、途中でやめると高い」といった性格の違いも見えてきます。

月額制と買い切り、どちらが向いているか

総額の計算とあわせて、どちらが合うかの目安も挙げておきます。どちらが正しいということはなく、お店の事情で決まります。

月額制が向いているのは、次のような場合です。

買い切りが向いているのは、次のような場合です。

どちらを選ぶにしても、払っているものの中身が分かっていれば、あとで「こんなはずでは」となることはほとんどありません。

月額が高くつく落とし穴

月額制は、最初にまとまったお金を用意しなくてよく、作業を任せられるという利点があります。ただ、次のような点を見落とすと、結果として高くつきます。

最低契約期間と自動更新

最低契約期間が終わったあと、契約が自動で更新される形はよくあります。更新の時期と、解約の申し出がいつまでに必要かを、契約書で確かめておきましょう。申し出の期限を過ぎて、もう1期間分の契約が続いてしまう、という形が起こりえます。

制作費の分割が終わっても同じ月額

制作費が月額に含まれている場合、分割が終わったあとに月額が下がるのか、同じ金額が続くのかを確認してください。払い終わったはずの分が、名目を変えて続いている例は、中小企業のホームページ維持費は月いくらが適正かでも典型例として挙げています。

やめたあとにサイトとドメインが残るか

月額制のサービスでは、サイトの仕組みやデザインが、そのサービスの中でしか動かない形のことがあります。この場合、解約するとサイトそのものが手元に残らないことがあります。ドメインも、制作会社の名義で登録されていると、移してもらう手続きが必要になります。

ドメインを失うと、同じアドレスのサイトもメールも使えなくなります。独自ドメインのメールを使っている場合は特に影響が大きいので、独自ドメインのメールをGmailのまま使う方法と導入手順もあわせてご覧ください。解約したときに、サイトのデータとドメインをどう引き渡してもらえるかは、契約前に書面で確認しておくべき点です。

範囲外の作業が別料金

「月額に更新込み」でも、範囲外の作業は別料金になるのが普通です。新しいページの追加、写真の撮影、原稿の作成、フォームの追加などです。範囲外の作業の単価が決まっていないと、見積もりのたびに金額を比べる手間がかかります。

オプションが少しずつ増える

月額制では、使っているうちに機能を足していくことがあります。予約の受付、フォームの追加、ページの追加、アクセスのレポート。ひとつずつは月数百円や数千円でも、足していくうちに、最初に比べた月額とは別物になっていることがあります。

しかも、足した機能を使わなくなっても、解約の手続きをしない限り料金は続きます。年に一度は、月額の内訳と、それぞれを今も使っているかを見直してください。使っていないものを外すだけで、月額が下がることがあります。

料金の改定

長く使う前提の契約では、途中で料金が改定されることもありえます。改定のときの通知の方法と、改定に同意しない場合に解約できるかを確かめておくと安心です。

事業のための契約は、クーリング・オフが使えない場合がある

お店や会社として結ぶ契約は、個人の買い物と扱いが違うことがあります。消費者庁の特定商取引法ガイド(2026年10月に確認)では、訪問販売などの規制について、「営業のため、又は営業として締結するもの」には同法が適用されないとされています。つまり、事業のためにホームページの契約を結んだ場合、訪問販売のクーリング・オフの規定が使えない場合があります。

ただし同ガイドのQ&Aでは、これに当たるかどうかは、取引の内容や、その人がその取引に慣れているといえるかなどの事情を踏まえて総合的に判断するとされています。「事業者だから必ず対象外」というわけでもありません。いずれにしても、契約してから取り消せばよい、とは考えずに、署名の前に条件を確かめることが大切です。

トラブルになっている場合は、消費生活センターや弁護士にご相談ください。

月額を比べるための質問リスト

4コマ写真漫画:月額0円と9,800円の違いが分からない店主が、月額に含まれうる5つのものを整理し、5年の総額で比べ、契約前の質問リストを用意する

ここまでの内容を、契約前に聞く質問にまとめます。メモにして、検討しているサービスごとに答えを書き込むと、比べやすくなります。

中身について

  1. 月額に含まれる項目を、一覧で出してもらえますか(サーバー、ドメイン、SSL、保守、更新、制作費の分割)
  2. 月額とは別にかかる費用は何ですか(初期費用、ドメイン代、オプション、範囲外の作業)
  3. 書き換えは月に何回、どの範囲まで頼めますか。超えた場合はいくらですか
  4. サイトが表示されないなどのトラブルのとき、復旧は月額に含まれますか

期間とお金について

  1. 表示の金額は税抜ですか、税込ですか
  2. 最低契約期間はありますか。何か月ですか
  3. 期間の途中でやめた場合、何をいくら払いますか
  4. 契約は自動で更新されますか。解約の申し出はいつまでに必要ですか
  5. 制作費の分割が含まれている場合、払い終わったあとに月額は変わりますか
  6. 料金が改定されることはありますか。そのときの通知と、解約の扱いはどうなりますか

やめるときについて

  1. ドメインは誰の名義で登録されますか
  2. 解約したとき、サイトのデータとドメインは引き渡してもらえますか。費用はかかりますか
  3. 解約したあと、同じデザインや中身のサイトを、別のサーバーで動かせますか

この13問に答えてもらえれば、月額の金額が違うサービス同士でも、同じ物差しで並べられます。答えが曖昧なまま急いで契約を勧められる場合は、いったん持ち帰って考えてかまいません。

答えは書面かメールでもらう

質問の答えは、電話や対面の口頭だけで済ませず、メールや書面でもらっておくことをおすすめします。あとで「そういう意味ではなかった」と食い違ったとき、確かめるものが残っているからです。

また、答えが契約書や利用規約のどこに書かれているかも、あわせて教えてもらうと確実です。担当者の説明と、契約書の文言が違っていることもありえます。その場合は、契約書の文言に合わせて説明し直してもらうなど、食い違いを契約前に解消しておきましょう。

なお、月額制のサービスをすでに使っていて、中身が分からなくなっている場合は、質問の前に、まず請求書を項目ごとに分けるところから始めてください。

まとめ

当スタジオが2026年9月29日に調べた範囲では、月額制の制作サービスは月3,480〜10,063円(税込)で、5年使うと約21万〜60万円になります。ただ、ホームページの月額費用は、金額の帯よりも中身で比べるものです。月額には、サーバー・ドメイン・保守・更新・制作費の分割という性質の違う費用が混ざっています。「月額0円」には成り立つ仕組みがあり、何が0円で何が別料金かを書き出せば比べられます。そして、使う年数を決めて総額で計算し、途中でやめた場合と、やめたあとにサイトとドメインが残るかまで確かめておくこと。この順で見ていけば、広告の数字に振り回されずに選べます。

当スタジオは月額制ではなく、制作費を一度お支払いいただく形と、年契約の維持費(ライト年6,600円・ベーシック年13,200円、税込。月あたり550円・1,100円)の組み合わせです。サーバー費用が0円になる条件も含めて、内容は格安パッケージにまとめています。

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